new-qx-history

New QX 時系列

  • これまでの記録。ページの上が新しい情報です。
  • 最新のものでもまだ実装されていない機能は、印刷、整形、一部のカスタマイズ、一部の機能のマクロ対応などです。
  • 各バージョンの変更点の情報は New QX に付属の readme.txt にあります。
  • 0.90 の「指定行に移動」と Backspace の問題の修正。qtclip の同梱なし。以下、araken さんの説明に自分のメモを追加。

  • アウトラインツールバー アウトラインの割合または位置を棒グラフで表示するようにした。
    • アウトラインでどのセクションがどのくらいの量なのかを、各項目の背景色で棒グラフ状に表示。
  • フォント設定 →ボタンでのメニューで、他のタブのフォントおよび一文字目でグループ化して表示し、フォントを選びやすくした。
    • ダイアログに「→」というボタンが追加されて、このボタンをクリックすることでいろいろ表示されます。
  • フォント設定でサンプルに表示する文字を選択できるようにした。
    • サンプル表示領域の上にプルダウンメニューが追加されていて、最初は「default」で日本語と英数などになっていますが、他の言語領域に変更できます。また、default 領域の表示で、フォントファイルのバージョンが表示されるようになりました。
  • 縦書き時に向きがおかしくなる文字を補正できるようにした。
    • IDDT_CorrectVFontGlyph [共通設定 - その他 - 縦書き時に向きがおかしくなる文字を補正]
    • IDDE_CorrectVFontGlyph [共通設定 - その他 - 縦書き時に向きを補正する文字]
    • 縦書き時にいくつかの文字の向きがおかしくなるというのは、Windows 10 の特定のアップデートからのバグのようですが、もう長い間修正がはいらないので、araken さんが先に対応してしまいました。
  • フォント作成時 指定したフォントサイズは余白を含まない文字自体のサイズにできるようにした。
    • IDDT_FontHeightExcludeIL [共通設定 - その他 - フォント作成時、サイズは余白を含まない]
    • これは表示上ではかなり大きい変更で、メイリオあたり以降に使えるようになったフォントにはフォントの上下に余白がついていて、行間設定 0 でも普通に読める程度に行間があくようになっているのですが、New QX では古いタイプのフォントと余白入りの新しいタイプのフォントを混ぜて使うと、フォントサイズが「思ってたんと違う」結果になっていました。余白を含まないサイズでフォントサイズを設定すると、メイリオとMSゴシックを混ぜてもサイズの違和感がありません。
    • この設定は New QX 全体の設定で、すべての書式に影響します。設定変更後、すでに設定してある書式のフォントサイズをひとつずつ調整する必要があります。
    • ダイアログにメイリオなどを使用していると、ダイアログの表示にも影響します。「余白を含まない」を有効にしたとたんに文字そのものが指定サイズまで拡張されますので、フォントサイズを少し小さく設定しなおします。
    • 「フォント作成時」って何を作成するのかな、と思いましたが、New QX が画面描画のためのフォントを内部で用意するとき、という意味だと思います。たぶん。
    • 個人的にはとてもうれしい設定追加です。テキスト本体の表示に「メイリオ」を指定すると、ステータスラインの表示(古いタイプのフォントしか選択肢にない)の文字が不釣り合いに大きくなってしまうのが、ちょっと気になっていました。
  • ユーザ定義文字列一覧(ListUserInput) に検索条件の設定を追加
    • OR 検索、AND 検索ができるようになりました。
  • 文字列検索ダイアログ(SearchString) 一覧 ボタンで 検索結果を一覧表示できるようにした。
  • Grep マッチした行の前後の行を出力できるようにした。
  • Grep マッチした位置を固定の位置に表示できるようにした。
  • 共通設定 - 色、書式設定 - 色 に「色/背景色入替」ボタンを追加。

  • その他、気づいたこと。
    • ステータスラインに現在カーソルのある行がアウトラインどのセクションに属しているのか(セクション先頭行とその行番号)が表示されるようになった。書式設定でアウトラインがオンでないと有効にならない。
  • 高解像度画面に対応。このごろは 4K のディスプレイもあるのでありがたいです。
  • qxdata/ini/ のプロファイル設定について、古いものはサブフォルダ backup に保存されるようになった。
  • 「指定行に移動」のダイアログに、行番号を指定しても「OK」ボタンが無効のままで使えない、というバグがある。
  • 旧 QX の設定のコンバートができるようになった(旧 QX から New QX への設定引継ぎ)。
  • キー定義設定のインタフェースが実装された。
  • 旧 QX にあったツールバーの切り替えが復活。
  • マクロでのポップアップメニューの使用が実装された。
  • α版 0.40 (2012/11/13)
  • 大規模文字セット表示用拡張 DLL(qxcode_TFont.dll、qxcode_mojikyo.dll)(2012/09/16)
  • α版 0.30 (2010/09/06)
    • Ideographic Variation Sequence (IVS) による異体字の表示。
      • フォントが縦書きに対応していないため、縦書きではあまりうまく表示できない。
    • ステータスラインのコード表示で合成文字や IVS も「+」を使用して表示。
    • α版 0.31 (2010/10/10) ― ダイアログの F1 でのヘルプ表示のフォントの設定可。クリップボードからのコピーで UNICODE 優先を選択できるようになった。
  • α版 0.20 (2010/06/11)
    • ダイアログ上の F1 でヘルプウィンドウ表示。Grep 結果からのタグジャンプ改善、その他。

テキストエディタ QX は v6.91 (2009/01/04) が最終バージョンとなりました。単なるバージョンアップではなくまったく新しい UTF-8 にも対応した New QX を製作中という情報は少しずつ出ていましたが、なかなか本体にはお目にかかれず。それがやっとこの日に発表されました。

  • araken さんのサイトの表からは行けないけど、URL を捕獲してあった過去の裏ページ。
      • まず、「開発は完全に遅延しました」という宣言あり。
      • 新機能のなかに「ダイアログも項目自体の追加削除可能」という記述があります。qxDialog.txt を編集するとできるようなのですが、厖大すぎてあまり手をつける気になりません。
      • araken さん本人によるユーザーの代弁がなんというか、そうではあるんですけどね。
      • 「カスタマイズするために使用するエディタ」の名に恥じない機能となりました。
        「なぜQXを使うのか?」それは「カスタマイズしたいから」です。
      • 「ダイアログ内検索機能があるため、カスタマイズしすぎて何がどこにあるかわからなくなってしまっても安心です」というフォローあり。いや、マジで必要。
      • 以前の QX にはなかった本格的なアウトラインがつきました。
      • このページの冒頭は「作者超多忙により過労死しました。なんとか黄泉の国より復活してきましたが開発は予定通り遅延しています」となっています。
      • ダイアログのカスタマイズをするだけでも、上級者は1ヶ月、初心者は1年以上はお楽しみ頂けます。
        カスタマイズをすること、それは、QXを使う最大の理由です。
      • kabuneko コメント ― カスタマイズでめげる人は安易に近寄ってはダメということでしょうか。確かにそんな面はありますね。
      • 冒頭はつぎのとおり。araken さんが忙しいのに期待してプレッシャーをかけてすみませんでした。時間がかかっても開発が続くということのありがたさにしみじみします。
      • 作者超多忙により過労死寸前となりました。このため開発は順調に遅延しています。
        非難が相次ぐことが予想されるため、モナー運送(株)のご厚意により、夜逃げの準備をしているもようです。
      • New QX の概要が初めて示されたページ。コードはすべて新規に書き直しと明記。その後に実装される機能がほとんど紹介されています。
  • new-qx-history.txt
  • Last modified: 2021/07/20 22:49