features:small-tips

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features:small-tips [2021/07/20 22:22] – [QX2 小さい Tips] kabunekofeatures:small-tips [2025/07/11 02:23] (current) kabuneko
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 +  * **UTF-8 での編集について**
 +  * 新規ファイルのコードを UTF-8 で開きたいときは、「ファイル」メニューの「新規作成 Encode」を選択し、表示される一覧から UTF-8 を選びます。ただ、ここにテキストを入力してそのまま保存すると BOM つきになるようなので要注意かもしれません。BOM なしにするには「名前をつけて保存」からコードの種類を変更して、BOM のチェックをはずします。
 +    * ウェブブラウザからコピーしたものは UTF-8 が多いので、通常の「新規ファイル」だと一部の文字が「?」になってしまうことがありますが、最初から UTF-8 で開いたファイルだときちんと表示できます。
 +  * 起動時に自動的に utf8 の無題ファイルを開きたい場合、newqx.exe のショートカットを作成し、そのプロパティのリンク先を newqx.exe の存在するパス+「newqx.exe %%**%%1t」にしておき、ショートカットから起動するなどの方法があります。
 +    * New QX 本体に付属の readme.txt の「■以下、メモです」のなかに「●コマンドラインで指定できるファイル名」という項目があり、そこに説明があります。
 +    * タスクバーなどにピン留めしたアイコンから「プロパティ」を開いて「リンク先」のパスの newqx.exe のあとに、「newqx.exe %%**%%1t」とつけておくと便利です。
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 +  * テキスト編集ウィンドウ以外の部品類は New QX では「ツールバー」と称します。
 +    * アウトライン、ファイルバー、その他いろいろ一覧すべて、ツールバーになります。
 +    * ツールバーの表示位置、浮動表示(テキスト編集ウィンドウに合体しない状態)、表示のオン・オフは、どれかのツールバーの先頭部分での右クリックメニューからおこなうことができます。いわゆる普通のツールバー(ボタンが並んでるもの)の先頭の右クリックがいちばんわかりやすいかも。
 +    * いったん非表示にしたあと、どうしたら再表示できるのかわからなくなったときは、この方法で。
   * ダイアログを表示した状態でよくわからなかったら、とりあえず F1 を押すか、ダイアログ右上に ? マークがあったら、ここをクリックしてからわからない箇所をクリックしてみましょう。情報がいろいろ出てきます。   * ダイアログを表示した状態でよくわからなかったら、とりあえず F1 を押すか、ダイアログ右上に ? マークがあったら、ここをクリックしてからわからない箇所をクリックしてみましょう。情報がいろいろ出てきます。
   * New QX ではデフォルト状態のメニューの **全機能** から機能を探せます。   * New QX ではデフォルト状態のメニューの **全機能** から機能を探せます。
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   * ファイルを開いたとき、先頭だけしか読み込まなくて不便に感じるときは、「共通設定」-「開く」で先頭から読み込む量を増やします。New QX はいろいろリソースの消費についてデフォルトではとても控えめに設定されています。   * ファイルを開いたとき、先頭だけしか読み込まなくて不便に感じるときは、「共通設定」-「開く」で先頭から読み込む量を増やします。New QX はいろいろリソースの消費についてデフォルトではとても控えめに設定されています。
   * **アイコンセット**は本体に付属のもの以外にも、旧 QX 用に配布されていたものが使えます。配布されているものの例として、[[https://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an029686.html|ケイコ さんのアイコン]] があります。使うときにはここからアイコンファイルをダウンロードして ZIP ファイルを解凍、dll ファイルを QX2 本体のフォルダにコピーしておきます。QX2 のメニューの「全機能」-「Mode」-「iconファイルの変更」から目的の dll ファイルを選択(プレビューできます)、QX2 の再起動でアイコンが変更されています。   * **アイコンセット**は本体に付属のもの以外にも、旧 QX 用に配布されていたものが使えます。配布されているものの例として、[[https://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an029686.html|ケイコ さんのアイコン]] があります。使うときにはここからアイコンファイルをダウンロードして ZIP ファイルを解凍、dll ファイルを QX2 本体のフォルダにコピーしておきます。QX2 のメニューの「全機能」-「Mode」-「iconファイルの変更」から目的の dll ファイルを選択(プレビューできます)、QX2 の再起動でアイコンが変更されています。
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   * マクロを使って設定を一時的に変えたいときなど、特定の「コントロール」(ダイアログの項目)をマクロでどう指定するのかわからない、というときは、「共通設定」-「その他」のたくさんある項目のなかから「ダイアログのヘルプでコントロール名を付加」をオンにしておくと、ダイアログでその項目にさわったときにダイアログ下部に表示されるヘルプで、このコントロールが何であるかも見えるようになります。   * マクロを使って設定を一時的に変えたいときなど、特定の「コントロール」(ダイアログの項目)をマクロでどう指定するのかわからない、というときは、「共通設定」-「その他」のたくさんある項目のなかから「ダイアログのヘルプでコントロール名を付加」をオンにしておくと、ダイアログでその項目にさわったときにダイアログ下部に表示されるヘルプで、このコントロールが何であるかも見えるようになります。
     * 別な方法としては、qxDialog.txt から該当のダイアログ設定を探して、ダイアログの記述から項目を確認します。     * 別な方法としては、qxDialog.txt から該当のダイアログ設定を探して、ダイアログの記述から項目を確認します。
   * **ファンクションキー** については、どのキーにどの機能を割り当てるのかは「キー定義設定」にありますが、ファンクションキーのバーを表示したときに、各ボタンに割り当てた機能ごとにどのような文字列を表示するかは、qxdata/ini/ にある qxFuncMsg.txt に基本の定義があります。表示の文字列を変更したいときは「キー定義設定」の画面からも指定できます。   * **ファンクションキー** については、どのキーにどの機能を割り当てるのかは「キー定義設定」にありますが、ファンクションキーのバーを表示したときに、各ボタンに割り当てた機能ごとにどのような文字列を表示するかは、qxdata/ini/ にある qxFuncMsg.txt に基本の定義があります。表示の文字列を変更したいときは「キー定義設定」の画面からも指定できます。
-  New QX には印刷機能がありませんが、**RTF 形式でコピー** という機能があります。編集メニューと選択時右クリックメニューに「コピー(RTF)」があり、ここから使用します。しかし RTF と言っても、New QX もテキストエディタであり、文字修飾があるわけでもなく、普通のコピーとどう違うのか、検証してみました。+== ▷ == 
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 +  readme.txt の冒頭少し下ある「■まだ実装されていない主な機能」にあるように、印刷機能とそれに関連するメモ機能(旧 QX でルビなどを実現)はありません。 
 +  * 印刷機能がありませんが、**RTF 形式でコピー** という機能があります。編集メニューと選択時右クリックメニューに「コピー(RTF)」があり、ここから使用します。しかし RTF と言っても、New QX もテキストエディタであり、文字修飾があるわけでもなく、普通のコピーとどう違うのか、検証してみました。
     * 通常のテキストをそのまま拡張子「.RTF」で保存、それをワードパッドで開くとフォントがいろいろ混じるおかしな結果になる。     * 通常のテキストをそのまま拡張子「.RTF」で保存、それをワードパッドで開くとフォントがいろいろ混じるおかしな結果になる。
     * テキストでコピーしてワードパッドで新規ファイルを開いてペーストすると、パラグラフ間に意図しない空間が入る(デフォルトのスタイル設定が原因)。     * テキストでコピーしてワードパッドで新規ファイルを開いてペーストすると、パラグラフ間に意図しない空間が入る(デフォルトのスタイル設定が原因)。
     * New QX で「RTF 形式でコピー」したものを新規ファイルに貼りつけて(この時点でデータが変換されています)、それを「.RTF」で保存すると、違和感のない表示のものになっています。     * New QX で「RTF 形式でコピー」したものを新規ファイルに貼りつけて(この時点でデータが変換されています)、それを「.RTF」で保存すると、違和感のない表示のものになっています。
     * ただ、**背景色が反映される**仕様になっており、RTF でコピーする前に、背景が白の色設定を読み込んでおいたほうがよさそうです。フォント設定も反映されますが、それは問題なし。     * ただ、**背景色が反映される**仕様になっており、RTF でコピーする前に、背景が白の色設定を読み込んでおいたほうがよさそうです。フォント設定も反映されますが、それは問題なし。
-  * 新規ファイルのコードを UTF-8 で開きたいときは、「ファイル」メニューの「新規作成 Encode」を選択し、表示される一覧から UTF-8 を選びます。ただ、ここにテキストを入力してそのまま保存すると BOM つきになるようなので要注意かもしれません。BOM なしにするには「名前をつけて保存」からコードの種類を変更して、BOM のチェックをはずします。 +
-    * ウェブブラウザからコピーしたものは UTF-8 が多いので、通常の「新規ファイル」だと一部の文字が「?」になってしまうことがありますが、最初から UTF-8 で開いたファイルだときちんと表示できます。+
  • features/small-tips.1626787362.txt.gz
  • Last modified: 2021/07/20 22:22